料理が苦手なまま40代になって、オンライン教室を試してみた話

結論から書く。
料理は、年齢を重ねれば自然にできるようになるものではなかった。

僕は今年で42歳になる。
社会人になってからずっと一人暮らしか外食中心で、まともに自炊をしてこなかった。
結婚してからも、平日の食事は妻に任せきりだった。
「そのうち覚えるだろう」と思っていたが、そのうちは来なかった。

40代になっても、料理の苦手は克服できていなかった

包丁は握れる。
フライパンも使える。
だが、それだけだった。

レシピ通りに作っても味が決まらない。
火加減がわからず、野菜は焦げるか生煮えかの両極端になる。
冷蔵庫にある食材から一品作る、という発想が最後まで身につかなかった。

苦手を自覚してはいたが、生活が回っている以上、わざわざ克服する動機がなかった。
外食すれば食べられるし、妻が作ればそれで済む。
そう思っていた40代の入り口だった。

きっかけは、子どもの「またこれ?」だった

きっかけは、妻が体調を崩して数日寝込んだ週末だった。
子どもの食事を僕が用意することになり、冷凍うどんと卵焼きを三日連続で出した。
四日目、子どもに「またこれ?」と言われた。

悪気のない一言だったが、こたえた。
40代にもなって、子どもに温かいものを作ってやれない自分が情けなかった。
本を買って独学しようとしたこともあったが、写真と手順を見ているだけでは、どこで失敗しているのか自分では判断できなかった。

そこで、誰かに直接教わる形を探すことにした。
通いの料理教室は仕事の時間と合わず、候補から外れた。
残ったのが、オンラインで受けられる教室だった。

こんな人には、参考になるかもしれません

ここから先は、次のような人に向けて書いている。

  • 基本的な料理は一通りできるが、いつまでも「なんとなく」の域を出ない人
  • 本や動画だけの独学では、どこが間違っているのか自分で判断できずにいる人
  • 通いの教室に通う時間が取れず、オンラインという選択肢を検討している人
  • 教わる場と、繰り返し練習する場を分けて考えたい人

該当する人は、このあと書くマイキッチンシェフレピの使い分けが参考になると思う。

マイキッチンで、教えてくれる先生を探した

最初に使ったのが、マイキッチンだった。

マイキッチンは、料理教室そのものを運営しているサービスではなく、全国の個人講師が開くレッスンを検索して予約できるマッチングサイトだった。運営会社は2015年9月設立の株式会社With You。公式サイトには全国から多くの個人講師が登録しており、レッスンの多くは自宅やレンタルキッチンでの対面形式だが、講師によってはZoomでのオンライン開催にも対応している。レッスンによっては、事前にレシピと材料リストが届き、当日は画面越しに講師と一緒に手を動かしながら作る形式だった。

「とっても気さくな先生で、zoomでも抵抗ありませんでした。また、レッスンの運びもスムーズでストレス・フリー、あっという間の楽しい時間でした。」

マイキッチン公式サイト「生徒さんの声」より引用(2026年9月時点)

マイキッチン

検索画面で「初心者向け」「基本のだしの取り方」といった条件を絞り込み、平日夜に開かれているオンライン講座を選んで申し込んだ。
教えてくれたのは、家庭料理を専門にしている個人の先生だった。
一方的に手順を見せられるのではなく、僕の手元をカメラで見ながら「そこはもう少し弱火で」と都度指摘してもらえたのが、本を読むだけの独学とは違う点だった。

シェフレピで、繰り返し練習した

マイキッチンで習った基本を、自分のペースで繰り返し練習したくなり、次にシェフレピを試した。

シェフレピは、個人講師を探す形式ではなく、プロのシェフによる動画レッスンが月額2,000円で見放題になるサブスクリプション型のサービスだった。140種類以上のレッスンが用意されており、24時間いつでも自分の都合で視聴できる。レッスンごとに対応した食材のミールキットも購入でき、分量が決まっているぶん、余った野菜を持て余すこともなかった。
運営するのは、元料理人の山本篤氏が2020年に立ち上げたefoo株式会社。教える側の顔ぶれは公式サイトの「シェフ検索」ページで確認でき、2026年9月時点で38名。「エリックサウス」の稲田俊輔氏や、料理系YouTuberとして知られるChef Ropia氏の名前も並んでいた。

▲シェフレピ公式YouTubeチャンネルより「オンライン料理教室『シェフレピ』の楽しみ方」

シェフレピ

平日は仕事で決まった時間が取れないため、ライブではなく好きな時間に見返せる点が、当時の僕の生活には合っていた。
同じ動画を土曜の朝に流しながら二回、三回と作り直し、火加減や切り方の感覚を体に覚えさせていった。

「昔から料理は好きなのですが、仕事で忙しくてなかなかチャレンジできてなかったのですが、シェフレピさんの食材キットのおかげて休日に少し背伸びした料理に挑戦できています。料理をした後に食材が余らないのがすごく助かってます。」(D.Aさん)

「シェフレピは、夫と一緒に作っているのですが、おかげで夫婦のコミュニケーションが増えました!月1の楽しみとして継続させていただきます。」(H.Oさん)

シェフレピ公式サイト「お客様の声・口コミ」より引用(2026年9月時点、投稿544件・平均評価4.73)

マイキッチンとシェフレピ、料金と形式のちがい

項目 マイキッチン シェフレピ
形式 個人講師とのライブレッスン シェフの動画レッスン見放題
料金の目安 レッスンごとに講師が設定 月額2,000円で見放題
先生・レッスン数 多数の個人講師が登録 140種類以上のレッスン
フィードバック 講師が手元を見て指摘 自己判断が中心
視聴・受講タイミング 予約したレッスン日時のみ 24時間いつでも視聴可
ミールキット レッスンにより異なる レッスン対応キットあり

使ってみてわかったこと

二つのサービスを併用してみて、感じたことをそのまま書いておく。

①教わる場と、練習する場は分けたほうがいい

マイキッチンで先生に直接指摘してもらう体験は、自分の癖に気づくきっかけになった。だが、月に何度もレッスンを受け続けるには、時間と予算の両方に限りがあった。基本を教わる場と、覚えたことを繰り返す場を分けて考えたことで、無理なく続けられた。

②画面越しでも、フィードバックの有無で身につき方が変わる

シェフレピの動画は何度でも見返せる分、自分の手元が合っているかどうかは自己判断になる。マイキッチンでの指摘を先に経験していたおかげで、動画だけでも「ここは教わったポイントだ」と気づける場面が増えた。先に人から教わっておく効果は、想像していたより大きかった。

③ミールキットは、苦手な人ほど助かる

食材の分量や下ごしらえの判断も、苦手の一因だった。シェフレピのミールキットを使ったレッスンでは、その判断そのものを省ける分、手順に集中できた。料理そのものより、材料をどう扱うかで迷っていたのだと、このとき初めて気づいた。

④続けられたのは、平日夜と週末という生活のすき間に収まったから

特別に時間を作ったわけではない。子どもを寝かしつけたあとの30分と、土曜の朝の1時間を充てただけだった。生活を変えずに続けられる形でなければ、おそらく三日で終わっていたと思う。

苦手なまま40代になった自分に、今言えること

料理は、放っておいて上達するものではなかった。
40代になるまでの間、僕はただ「そのうち」を先延ばしにしていただけだった。

子どもの「またこれ?」がなければ、今も同じことを繰り返していたはずだ。
きっかけは些細なことでよかったし、克服の仕方も一つに絞る必要はなかった。
教わる場と練習する場を分けて使った今のやり方は、僕にとってはちょうどよかった。

今は、週に一度は子どもに温かい一品を出せている。
それだけのことだが、42歳の自分にとっては小さくない変化だった。

マイキッチンが向いている人

  • 手元を見て直接指摘してもらいたい
  • 近所や得意分野で講師を選びたい
  • まず基本のクセを直したい

シェフレピが向いている人

  • 決まった時間が取りづらく、好きな時に見返したい
  • 月額定額で繰り返し練習したい
  • ミールキットで下ごしらえの手間を省きたい

同じように苦手を後回しにしてきた人は、まずマイキッチンで先生を探すか、シェフレピの動画レッスンを覗いてみてほしい。

マイキッチン
  
シェフレピ

※本記事はPRを含みます。

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