通勤電車の中で本を読もうとして、スマホの文字を目で追うのがつらくなってきた。そんな時期があった。
紙の本を持ち歩くのも荷物になるし、かといって満員電車でページをめくるのも一苦労だ。
そこで存在は知っていたけれど手を出していなかった「本を聴く」という選択肢、オーディオブックを試してみることにした。
調べてみると、国内で候補に挙がるのはAmazonのAudibleと、オトバンクが運営するaudiobook.jpの二つだった。
どちらも無料体験があったので、まずAudibleを1ヶ月、続けてaudiobook.jpを1ヶ月と、順番に試してみた。
そして今も、この二つを併用している。この記事では、その体験をもとに料金・ラインナップ・使い勝手という3つの軸で両サービスを比較していく。
Audibleの特徴
Amazonが運営するオーディオブックサービス。プランは二種類あり、プレミアムプラン(月額1,500円)なら対象作品が聴き放題、スタンダードプラン(月額880円)は毎月1冊を選んで購入する仕組みになっている。
ラインナップは小説やミステリー、ビジネス書、自己啓発書、語学学習まで幅広い。
特に感じたのは、有名な俳優や声優が朗読を担当している作品が多いこと。通勤電車の中でイヤホン越しに聴いていても、「聴く」という体験そのものにエンタメ性があった。
新規登録者は30日間の無料体験ができる。
audiobook.jpの特徴
オトバンクが運営する、国内最大級のオーディオブックサービス。聴き放題プランは月額1,330円で、年払いにすると833円/月まで下がる。15,000冊以上が聴き放題の対象で、ビジネス書や自己啓発書のラインナップの厚さが目立った。
落語や講演会といった、日本語コンテンツならではのジャンルが揃っているのもaudiobook.jpらしいところだと思う。休日にまとめて聴く時は、こういう落ち着いたコンテンツの選択肢があるのがありがたかった。
ナレーションはプロのナレーターが担当している作品が中心で、聴きやすさを重視した作りになっている。
無料体験は14日間。
比較表
| 項目 | ||
|---|---|---|
| 運営会社 | Amazon | オトバンク |
| 月額料金 | プレミアム1,500円 スタンダード880円 |
◎ 1,330円 (年払い833円) |
| 無料体験期間 | ◎ 30日間 | ○ 14日間 |
| 聴き放題冊数 | ◎ 数十万冊 (プレミアムのみ) |
○ 15,000冊以上 |
| 得意ジャンル | 小説・エンタメ・洋書語学 | ビジネス書・自己啓発・落語 |
| ナレーション | 俳優・声優起用作品あり | プロナレーター中心 |
| 対応デバイス | ◎ オフライン再生可 | ◎ オフライン再生可 |
実は今も両方使っています
比較表だけを見ると、月額の安さでどちらか一方に決めたくなるかもしれない。だが1ヶ月ずつ使ってみて感じたのは、そもそも二つは得意なジャンルが違うということだった。
- ビジネス書・自己啓発書をまとめて聴きたい時期は audiobook.jpの聴き放題プラン
- 小説・エンタメ作品も含めて幅広く聴きたい時期は Audible
という使い分けを今も続けている。どちらかを解約して一方に絞るという発想ではなく、「今聴きたいジャンル」に合わせてアプリを行き来する感覚に近い。1ヶ月ずつ試した結果というより、今もこうして両方を併用しているというのが、正直なところの実感だ。
料金で比較する
月額だけを見るとaudiobook.jpの聴き放題プラン(1,330円、年払いなら833円/月)の方が安い。
Audibleはプレミアムプラン1,500円、スタンダードプラン880円の二択で、スタンダードプランは毎月1冊しか聴けないという制約がある。
聴き放題の範囲で比べるなら、月額の安さはaudiobook.jpに分がある。
ただし無料体験期間はAudibleが30日、audiobook.jpが14日と、Audibleの方が長く試せる。最初の1ヶ月をじっくり試したい人にはAudibleの無料期間の長さがありがたかった。
ラインナップで比較する
Audibleは数十万冊という規模で、小説やライトノベル、ミステリー、洋書の語学学習コンテンツまで揃っている。
一方のaudiobook.jpは聴き放題対象が15,000冊以上と数では及ばないものの、ビジネス書や自己啓発書に関しては新刊の対応が早い印象を受けた。
実際に使ってみて、「最近話題のビジネス書を聴きたい」という時はaudiobook.jp、「小説や海外作品もまとめて聴きたい」という時はAudible、という違いをはっきり感じた。
ジャンルで選びたい人は、Audibleのラインナップとaudiobook.jpのラインナップを実際に見比べてみると、自分が「今聴きたいもの」に近い方が見つけやすいと思う。
使い勝手で比較する
再生速度の調整や倍速再生、オフライン再生といった基本機能はどちらにも搭載されている。
違いを感じたのはナレーションの雰囲気で、Audibleは俳優や声優が朗読する作品が多く、物語作品を聴く時の没入感が高かった。
audiobook.jpはプロのナレーターによる落ち着いた朗読が中心で、ビジネス書や実用書を聴きながら内容を整理するのに向いていると感じた。
アプリの操作感はどちらも大きな不満はなく、通勤中に片手で操作する分には十分だった。
操作感で迷っている人は、無料体験の範囲でAudibleとaudiobook.jpの両方のアプリを実際に触ってみるのが一番早いと思う。
まとめ
Audibleとaudiobook.jpは、そもそも得意なジャンルが違うサービスだった。だからこそ、今も両方を使い分けている。
Audibleが向いている人
- 小説・エンタメも含めて聴く習慣を楽しみたい
- 俳優・声優の朗読で物語に没入したい
- 無料体験をじっくり長く試したい(30日間)
audiobook.jpが向いている人
- ビジネス書・自己啓発書を軸に学び直したい
- 月々の料金をできるだけ抑えたい
- 落語など日本語コンテンツも楽しみたい
どちらも無料体験があるので、まずは試してみて、自分の生活スタイルに合う方を選ぶのが一番だと思う。併用してみるのも、十分にありだと思う。
※料金・仕様は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
※本記事はPRを含みます。

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