42歳、車検の見積もりが19万4000円で、「次も買う」をやめた話

結論から書く。車検の見積もりで固まった経験があるなら、直すか買うかを決める前に、借りた場合の月額も一度調べたほうがいい。僕はそれで、車を買うのをやめた。

見積書に書かれていた19万4000円

整備工場から渡された見積書には、19万4000円と書いてあった。内訳は、タイミングベルトとバッテリー、それにブレーキパッドの交換が重なったものだった。9年落ちの車だから、部品がまとめて寿命を迎えるのは分かる。分かってはいたが、この金額は正直きつかった。

「あと2〜3年は乗れる」と言われて、逆に疲れた

整備士さんには「直せば、あと2〜3年は普通に乗れますよ」と言われた。その言葉に嘘はないと思う。ただ僕は、その2〜3年のあいだ、また同じような見積書を見る自分を想像してしまった。直しても、次の心配が消えない。これは直せるかどうかの話ではなく、この繰り返しを続けたいかどうかの話だった。

「新車を買えばいい」にも踏み切れなかった

修理に迷いが出ると、新車を買えばいいという声が浮かぶ。僕も一度はそう考えた。ただ見積もりを取ってみると、車両価格に加えて税金、保険、諸費用がまとまってのしかかってくる。一括で払える金額ではなかったし、ローンを組んでまで欲しいかと聞かれると、そこまでの熱量はなかった。買うも直すも、どちらも自分には重すぎた。

二択のつもりが、実は三択だった

車は買うか直すかの二択だと思い込んでいた。ただ調べていくと、月々定額を払って新車に乗り続ける仕組みがあることを知った。車検や税金などの諸費用がコミコミになっているタイプもあると分かり、正直、早く知りたかったと思った。今回試したのは【オリコで乗ーる】という定額カーリースだった。

仕組みを調べてみると、思ったよりシンプルだった。頭金や初期費用は不要で、毎月決まった額を払うだけ。フルメンテプランを選べば、車検代はもちろん、自動車税や自賠責保険、法定点検やオイル交換までまとめて月額に含められる。契約年数も1年から9年まで選べるので、自分の乗り方に合わせて組める。次の車検でいくら請求されるか分からない、というあの感覚自体をなくせる話に、僕は素直に惹かれた。

自分の条件でシミュレーションしてみると、今の車を維持していく場合の月割り費用と、ほとんど変わらない月額で新しい車に乗り換えられる試算が出た。車種や年式で条件は変わるので、ここは自分の数字で確認したほうがいい。

契約後、一番変わったのは「次の車検におびえなくなった」こと

契約から数週間で古い車は引き取られていき、新しい車が届いた。届いた日は正直そこまで実感がなかった。変わったのはそのあとだ。次の車検はいくらになるんだろう、という不安が頭から消えた。契約期間中は想定外の出費がほぼ発生しない。その安心感は、乗り始めてしばらくしてからじわじわ効いてきた。

迷っている人へ

車検の見積もりを見て固まったことがある人は、たぶん少なくないと思う。直すか買うかの二択で止まっているなら、借りた場合の見積もりだけでも一度取ってみてほしい。比較したうえで「直す」を選ぶなら、それでいい。僕の場合は、比較して初めて自分の中で納得できた。

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