自分の段ボールと後輩の段ボール、何が違ったのか
フロア移転の当日、総務からのメールには「各自の荷物は段ボール2箱に収めてください」とだけ書いてあった。朝一で空き箱を受け取って、隣の席の後輩と同じタイミングで片付けを始めた。結果から言うと、後輩は40分ほどでラベル付きの箱を2つ机の下に並べ終え、自分は2時間近く経ってもまだ手が止まっていた。「先輩、まだ終わらないんですか」と声をかけられて時計を見たときの気まずさは、たぶんしばらく忘れない。
並べてみると、量ではなく基準の差だった
あとで後輩の箱を見せてもらって、自分の箱と並べてみた。
- かかった時間:後輩40分/自分2時間弱
- 中身の分類:後輩は「今使う物」と「保管する物」の2種類/自分は詰めた順、分類なし
- ラベル:後輩は箱ごとに中身が一目で分かる表示あり/自分は無地
- 迷った物の扱い:後輩は保管箱に即振り分け/自分は「いつか使うかも」で手が止まる
物の量そのものはそこまで変わらなかったと思う。3年分の資料、もらった名刺、電源タップ、使っていない付箋の束。手に取るたびに考え込んで、結局3箱目は出してもらえず、総務の担当者の前で立ったまま要不要を選別する羽目になった。詰める前に基準を決めていたかどうか、それだけの差であそこまで時間が変わるとは思わなかった。
帰りの電車で検索したら、出てくるものが二極化していた
帰りの電車で「片付け 苦手 コツ」と検索してみた。出てきた記事は大きく二つに分かれていて、ひとつは収納用品の使い方やモノを減らす手順を紹介する、もうすでに片付けが得意な人向けのもの。もうひとつが、整理収納の資格を取ったという人の個人ブログだった。自分がつまずいているのはテクニック以前、そもそも何を残して何を手放すか決められないところなので、後者のほうが読んでいてしっくりきた。
資格ブログに書いてあった内容
そのブログを書いた人は、転職の予定もなく、周りから「意味のない資格」と言われながらも資格を取ったらしい。きっかけは実家の片付けで家族全員が何日もかかって苦労したことだったと書いてあった。特別に片付けが得意だったわけではなく、勉強を通じて「物を減らす」より「管理できる量に決める」という考え方を知ったことが大きかったそうだ。よく使う物を定位置に置くだけで探す手間が減るという話は、さっきの後輩の箱を思い出しながら読んだ。
整理収納だけかと思ったら、他にもいろいろあった
同じ資格の周辺を調べていくと、似たような資格が他にもいくつか見つかった。
- 整理収納:片付けの基準を決める、定位置を決める
- 食育:献立を考えるときの栄養の判断材料になる
- ハーブ・アロマ:妻が季節の変わり目に体調を崩したとき、市販薬以外の対処法を知っておける
資格として使う前に、日々の暮らしの中で先に効いてくる知識らしい。転職の武器を探していたつもりが、気づけば家の中の困りごとを検索する流れになっていた。
資料請求だけ、その場で済ませた
行き着いたのがSARAスクールという通信講座で、整理収納、食育、ハーブ、ハンドメイドなど暮らしに直結するジャンルを幅広く扱っていて、在宅で自分のペースで学べるらしい。サイトの雰囲気は完全に女性向けで、会社員男性の自分が想定読者には見えなかったが、中身自体は性別関係なく使える知識だった。いきなり受講を決める気にはなれなかった。段ボールの荷造りで苦労したその日に勢いで何かを申し込んで、数週間後に手が止まるのはよくあるパターンだと分かっている。資料請求は無料だったので、そこだけ先に済ませた。
家に帰って話したら、妻に笑われた
荷造りに苦労した話と、電車で見つけた資格の話を妻にすると、一通り聞き終えて「それ、うちの押し入れと同じじゃない」と笑われた。言われてみれば、家の収納もしまう場所を決めずに手前から詰め込んでいるだけで、何かを探すたびに二人して同じ引き出しを何度も開け閉めしている。資料請求のことも話すと「へえ、資格まで取るの?」と半分あきれた顔をされた。「取るかどうかはまだ分からない、資料だけ」と答えると、「まあ、うちの引き出しも直してくれるなら何でもいいけど」と返ってきた。
整理収納や暮らしに直結する資格に興味がある人は、SARAスクールの資料請求から見てみるのもいいかもしれません。
※資格の取得や効果を保証するものではございません。
※本記事はPRを含みます。

コメント